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人間関係の Doing と Being が、両方とも足りていないアダルトチルドレン

  • love---peace
  • 2018年2月25日
  • 読了時間: 5分

このところ、わたしの毒親ぶりがエスカレートし、ついに、子どもとの信頼関係がボロボロになりました。

このままでは、子どもも自分も傷つく一方なので、なんとか自分の心を変えたくて、自己分析しています。

子どもに頭ごなしに命令しても、素直に言うことを聞かないし、反抗的になる。  ↓

それで、自分もいちいちイライラしてしまう。  ↓

子どもをコントロールしようとすると、よけいに自分の思い通りにならなくなる。

というのは、分かったので……

子どもがいつも気持ちよく行動に移せるためには、どんなふうに思いを伝えればいいのか? 

いちから考え直します。

元はといえば、わたしが頭ごなしに言うせいで、子どもも自分も怒ることになってしまうのです。

これからは、最善の言葉がけができるようになりたいです。

そのためには、子どもの心をのびのびと育てるコミュニケーションスキルやコーチングスキルやマネジメントスキルも必要だな……と切実に感じています。

わたしは怒りをコントロールできなくなると、子どもの心を踏みにじる暴言を吐いてしまうので、アンガーマネジメント(怒りを予防し制御するための心理療法プログラム)も取り入れてみます。

わたし自身は共依存(きょういぞん)の機能不全家族のなかで育ったので、子どもに対して大人がどんなふうに接するのが良いコミュニケーションなのかが、分かっていないまま親になり、あげくに毒親になってしまいました。

子育てコーチングでは、子どもの話を傾聴することが大事だといいます

「お母さん、今日は、こんなことがあったんだよ。だから、帰りが遅くなったんだ」

と子どもが話してきたら、

「そう、今日はそんなことがあったのね。だから、帰りが遅くなったのね」

と子どもの言葉を繰り返す。

そして、子どもが言いたいことを言い終わるまで、子どもの言葉を繰り返しながら最後まで聴いてあげることが大事。

このような子どもの気持ちの汲み方について見聞きするたびに

「そうだよね~。その通りだよね~。わたしは、ちゃんと聴いてあげていないよね~。はぁ……ごめんね、だめな母親で……」 と自分の不甲斐なさにがっかりし、子どもに申し訳ない気持ちでいっぱいになります。

と同時にモヤモヤしてきて、無性に怒りが湧いて来たのです。

「そりゃあ、そうできたらいいけどさ、そんなふうに落ち着いて丁寧に聴いていられないのよ! あー! どうしてもイライラしてきちゃって、子どもの話をちゃんと聴いてあげられない!」

あれ?! わたしの短気で怒りっぽい性格って……

この「落ち着いて丁寧に聴いていられないのよ!」から出現しているのかも?!

機能不全家族で育ったために、丁寧に相手の心に寄り添って聴くという人間関係の大事な基礎の部分が、非常に未熟なまま育っていないのだと気づけました。

母親に話をちゃんと聴いてもらえないというのは、子どもの自尊心を傷つけます

わたしの母は、極端に人の話を聴けないことがよくあります。

そのせいで母が対人関係でうまくいかない場面を、子どものときから何度か目の当たりにしてきました。おそらく、今も対人関係がうまくいかない原因の一つになっていると思います。

子どものときに、母に話をちゃんと聴いてもらったことは、多分ほとんどないと思います。

母の心は、いつも悩みや心配や不安でいっぱいで、過去や未来に意識が向いていて、目の前のわたしに心を傾けることができなかったのでしょう。

わたしも、そんな母と同じように、目の前の子どもの気持ちをちゃんとわかろうとできなかったのです。

おそらく、母もまた、子どものときから母親たちに話をちゃんと聴いてもらえなかったのだと思います。

母と子どもと自分の怒りや悲しみをちゃんと感じて、解放していきます。

アダルトチルドレンは自尊心が低いため、人間関係でのトラブルが増えます

人間関係が大きなストレスになり、生きづらい人生になってしまいます。

アダルトチルドレンを連鎖していく親子関係は、もう終わりにしたいです。

ちゃんと聴くというのは、形式的にただ聞けばいいというわけではなく、心を傾けて聴くことが大切なのでしょう

わたしも、ハート (Being) では、「ちゃんと聴きたい」と感じているのです。

でも、「自分が優位に立ちたい」「わたしの気持ちを汲んで欲しい」というエゴが大騒ぎして邪魔をする。

このエゴは、自尊心が低いために執着心になっていて、無意識に思考や感情や言動にあらわれてきます。

だから、アダルトチルドレンがよい人間関係を築くためには、自尊心が低くなる原因になった感情を解放し、親子関係のわだかまりを解消する必要があるのです。

エゴに邪魔されずに人間関係を築いていくためには、Doing と Being の両方が大事だな……と実感しています

アダルトチルドレンの大半は、この両方が足りていないと思います。

Doing とは、行動のやり方。 つまり、より良いスキルを積み上げていくこと。

Being とは、人間の在り方。 つまり、自分がどう在りたいか? という人間の生き方の核になる部分。 自分と他者の尊厳を認めて、無条件の愛に基づいた行動をしていくための基盤になる部分。

おたがいの尊厳 (Being) を認めていたら、上から押さえつけるコントロールに依存せずに、対等な人間関係が築けるようになりますね。

親子であっても、Being(無条件の愛)の次元では、完全に対等なのです。

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